幻の武州鉄道 平成30年1月17日掲載

 この鉄道は、大正13年から昭和13年にかけて、現在の蓮田市~岩槻区~川口市までの約17kmに12駅がありました。しかし、開業から15年足らずで乗降客の減少により廃線になりました。
 岩槻駅は、現在の太田小学校あたりにありました。また、写真の看板は浄安寺西側の小道にあります。(投稿:浪江)

大谷徹奘師の法話 平成29年9月30日掲載

 去る九月二日、薬師寺東京別院で毎年三月と九月に行われる薬師寺副執事長である大谷徹奘師の法話をお聴きしてまいりました。 

毎回のテーマは「お釈迦様の教えを現代に活用する試み」でして、今回は「大方便仏報恩経」の中の一教説を仏教童話作家の花岡大学先生が「たそがれ山」と題した説話の解説でした。 

経典本体の中身は私には全く理解できない内容でしたが、私にとってはとても大切な、自らを諫める心に刃を突き付けられた一日でした。 

「一切衆生の禍は口より生ず」という言葉を説いたものでした。 

仏教の思想では、身、口、意(こころ)の三業で犯す十種の悪行を十悪というそうです。 

      ----真業(三){からだでの行為}
      |
      |     ①殺生②偸盗③邪淫
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十悪行----------口業(四)(ことばでの行為)
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      |     ④妄語⑤綺語⑥悪口⑦両舌
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        ----意業()(こころでの行為)
           
            ⑧貪欲⑨真恚⑩邪見 

「一切衆生の禍は口より生ず」の中に、妄語(もうご・嘘偽り)、綺語(きご・でまかせ)、悪口(あっく・わる口)、両舌(りょうぜつ・二枚舌)という口で犯す四種の悪行を挙げています。 

とかく、口は禍、もめ事のもとであるから、口を慎め」と教え戒めています。 

「たそがれ山」についての解説は概ね次のようなものでした。 

「釈迦が弟子のアナンを連れて托鉢に出かけた途中、住民が棄てる大小便のため池の中にいた人間の顔をしたうじ虫を釈迦が見ていることに弟子が気付いていた。托鉢が終わり、住まいに帰った後、弟子たちを集めて話をした。その時、弟子のアナンが大小便のため池の中にいた人間の顔をしたうじ虫のことを釈迦に訊いた。釈迦は[あのうじ虫には次のような話があるのだ。大変修業を積んだ高僧がおり人びとは国を挙げて崇めていた。地位も名誉も金銭も自由気ままになっていた時にあることが起きた。それはあまりにも恵まれていたため、高慢になり奢り高ぶり言ってはならないことを口走ってしまった。なれの果てがあのうじ虫になってしまった。一切衆生の禍は口より生ずという言葉通り、口を慎まなければならない]と諭された。 

この日は、私のためにあったのだと帰路、心で繰り返したものでした。 

                          2班 瀧田

本物のような猫の置物 平成29年6月20日掲載

 愛猫の小太郎が亡くなって早いもので約9年、茶太郎が亡くなって約5年が経ちました。夫婦互いにペットを飼える歳ではないので諦めていましたが、息子が「父の日」に置物をプレゼントしてくれました。
 耳の中や肉球の色や質感が本物です。茶太郎はいびきをしていたので、今にも聞こえそうです。(投稿:浪江)

  名前は、イクちゃん
に決定しました。