30年前に実家から貰ってきた「観音竹」に花が咲きました。観音竹は20年~30年に
4班 浪江
「滝尾の路」と「憾満が淵」の御案内
日光と言えば神橋を渡って東照宮に輪王寺、それに二荒山神社と大猷院と誰もが考えるに違いない。それも外国人観光客とか初めて訪れた人には正解である。しかし、ご紹介する「滝尾の路」と「憾満の路」には殆どの人が訪れることはない。然し、写真の好きな人とか本当の史跡を訪ねたい人には静かで新しい発見が有り、歴史散策には絶好の場所であると思っている。私も結構好きな路で既に4回訪れている。何時も無償のガイド役である。
「滝尾の路」は神橋を渡って直ぐ日光開山の祖、勝道上人の足跡と弘法大師空海が開いたと伝えられる滝尾神社までの静かな石畳を歩く緩やかな路で、30か所に上る名所が有り、素晴らしい雰囲気を醸し出している。若い恋人と手を繋いで歩くには丁度雰囲気も良い。然し、一つだけ難点が有る。それは約1時間半ほどトイレが無い。滝尾神社の手前に「大小べんきんぜいの碑」というものがあり、ここから先は神聖なところであるので用をたすことが出来ないからである。我慢できる人は大丈夫である。これまで、失禁した人はいないのでご安心を。
「憾満の路」は大谷川に沿った路を「憾満が淵」と「並び地蔵」を訪ねるコースで、ご存じ裏見の滝に通ずる静かな散策路である。十数か所の名所旧跡が有るが、時間が有れば「やしおの湯」で汗を流して帰路に就くのもいい。
私のお勧めは、両方を一日でリュックサックに握り飯と水筒持参で走破する方法を勧めたい。運動靴とシートは欠かせない。お声がかかればいつでも御案内承る。春日部7時44分の快速日光行きがベストだ。その代り、どうしても東照宮に輪王寺、それに二荒山神社と大猷院などをみたい人はお断りだ。
「雨の九扮・十分」
御存じ「天と千尋の神隠し」のロケ地の「九扮」は、生憎の雨で最初から最後まで200円で購入した雨合羽を着用。折角の名所が傘と雨合羽の行列では様にならない。坂を上りながら土産物の店が連なる商店街を歩き、今度は階段を下ると例のロケ地に。確かに雰囲気は味わえるが、カメラのシャッターを押すのには都合が悪いし、散々の結果であった。レトロという雰囲気は醸し出されてはいるが、観光客の行列で自分もその一員であるので文句も言えない。本当の写真を落ち着いて撮るのであれば再度個人で出かけることが望まれる。自分的に好きなのは、古い写真屋さんであるが、これも時間をかけて撮影するとよい写真になると思った。
「十分」は本当にレトロな街。「老街」とあるが本当にそのものである。「天燈」という風習が有り、現在これがここの地の名物である。自分の好きな言葉を書いて空に向かって飛ばすと夢がかなえられると言う昔からの風習が観光客を引き付ける。1回千円かな。
直ぐそばに若くして逝去した台湾の歌手、テレサ テンの墓があり、ツアー客は必ず連れて行かれる。私は関心が無かったが、国民的英雄みたいだ。
台湾にはこれで4回目であったが、蒋介石の美麗夫人が建てた世界十大ホテルに数えられる処に宿泊できるのと、飛行機がビジネスであるので参加した次第。どうしても一度は宿泊して見たかったこのホテルに泊まることが出来て大満足。再度ゆっくり2~3泊したいと思った次第。世界十大ホテルはHKのペニンシュラ、NYのリッツカールトン、インドのタジマハールなどがあり、まだまだ先は長い。もう少し生きてみたい。
「 こんな面白い物もありますよ」
故宮博物院にある翡翠の「白菜」とメノウでできている「豚肉」は何方でも一度はご覧になられたと思います。先年日本にも本物が来て国立博物館でご覧になった方も多いと思いますが、院の隣にレストランが有り、そこで本物そっくりな料理を頂くことができる。写真はその時のものと、花蓮のとんでもない規模の宝石のみやげ物屋さんで遭遇した「白菜」と「豚肉」。とても面白い対比であったので投稿させていただいた。本物の国宝はインターネットでご覧あれ。蒋介石が北京の故宮博物館から台湾に運んだ数々の財宝は、我々は何年かかっても全てを観ることはできないそうだ。それが良かったのか悪かったのかは、私にはわからない。でも、台湾の人は日本人に対して有る意味の尊敬の念を持っていることは確かである。戦時中の日本の教育は、今の台湾の繁栄を象徴していると考えられている。
「今、自分が想うこと」
私は今年8月に比国バレンツエラ西ロータリークラブからの招待でクラブ創立30周年式典に行ってきました。招待された理由は、以前私が所属していたロータリークラブ(RC)が、数年前から、相手クラブに支援してきた小学校への飲料用浄水施設事業に対するものでした。
私事で恐縮ですが、私は20年ほど国際ロータリー(RI)という組織の中のロータリークラブ(RC)に所属しておりました。ご存じとは思いますがロータリーと言う組織は「世界中で良いことをしよう」をモットーに活動している組織であります。例えば現在のロータリーの最大のテーマは「世界中からポリオを無くそう」であります。ほんの十数年前までは世界中に蔓延していたポリオがWHOを中心にした努力で現在は僅か数カ国(ナイジェリア・インド・パキスタン等)にのみ発症するところまできました。この運動に国際ロータリー(RI)は、毎年ビルゲイツ&メリンダ財団からの毎年数百万ドルに合わせて数十億の支援をしています。お陰であと数インチのところまで来ております。でも終息宣言は完全に発症しなくなって後10年が経過しないと出せない規則になっております。これが現在RIが重点項目にしている活動の中の最大のプロジェクトであります。支援活動はその他にも様々な活動をしておりますが、主な活動としてロータリー財団という組織を通じて国際的に低開発国に手を差し伸べたり、米山財団奨学生(外国からの留学生に奨学金)を受け入れたり、各クラブでは地域社会に様々な支援活動をしております。
因みに、RCは世界200カ国以上に35,000以上のクラブがあります。私はさいたま市の岩槻中央RCの会員でしたが、いろんな事情から昨年6月で解散してしまいまして、現在はロータリー活動をすることができません。私が所属していたクラブも、地域社会で様々な活動をしてきました。例えば岩槻区内の複数の福祉施設におけるバーベキュー支援とか、チャリティーバザー或いは岩槻ネギ復活運動など。国際的にも比国(飲料用浄水器)をはじめバングラディッシュ(井戸)・ネパール(奨学金)などに奉仕活動をしておりました。
今回の比国訪問は、数年前から支援してきたバレンツエラ西RCと共同で行ってきた小学校に対する飲料用浄水器の開所式でのテープカットに出席する事も一つの仕事でした。
比国の多くの学校では、未だ直接水道水を摂取すると下痢などを発症する例が多く見受けられております。これまで5つの学校に設置してきましたが、残念ですが我がクラブは解散してしまいましたので、クラブとしての支援はもうすることができません。しかし、この設備を希望している学校は無数にあります。数えきれないそうです。毎年1校ではこれから何百年掛かるか判りません。でも、「継続は力なり」の言葉通りです。只今述べたとおり私どものクラブは解散してしまいましたので、RCとしての支援は出来ません。然し、このプロジェクトには終わりがありません。今年の初め相手クラブの会長さんが私どもを訪ねて来られ「是非これまで通り支援を続けてほしい」旨の要請がありました。私どもはもうRCの会員ではありませんので、続ける義務は有りませんが私どもの友人は「折角こうして来てくれたのだから今年度だけでもいいから・・・」と言って気持ちよくポケットマネーから支援金を出してくれました。足らない分は私のから財布から補てんをしてお渡しする事が出来ました。本当に人の善意は嬉しいものです。感激の涙が出ました。この善意のお陰で今年も新しくPASOLO小学校に浄水器を設置する事が出来ました
今回の渡比の目的の一つはこのプロジェクトのテープカットと支援クラブの創立30年式典に出席して200人程のパーティーの席上でスピーチをすることでした。私は「我々のクラブはもう存在しないのでクラブとしての支援を続けることはできない。然し、私は自分のライフワークとしてこれからも自分の財布が空になるまで続けて行きたい」と大言壮語を言ってしまいました。帰国してから反省の毎日です。こうした場面では人間はついつい大見えを切ってしまうものですね。これからどうしたらいいでしょう。
私もこれまで幾度となく渡比して自分の目で色んなところを見てまいりました。「百聞は一見にしかず」「Seeing is believing」と言う諺があります。昨年の学園祭で「この子の瞳は何を語る」というテーマで写真を出させていただきました。この写真は、スモーキー・マウンテンといって、ゴミの山からメタンガスが出て、これが今でも煙っているのでこうした名前がついてしまったところに住んでいる幼い子供の写真でした。皆様のご記憶にあれば幸いです。ご覧になられましたか。
首都マニラから僅か数キロ離れただけで、本当に心の痛む生活をしている人たちが今も大勢おります。実際に自分の目で見ないと判りません。例えばある病院の新生児室を見る機会がありました。ベッドが4つある部屋で、一つのベッドの上に親子5組がそれぞれ休んでいるのです。皆さん、日本では考えられますか?多分個室とか、せめて4人部屋が当たり前でしょう。感染症が発症したらどうするのでしょう。考えただけでゾッとしました。これが当たり前のフィリッピンの地方の病院の実態なのです。
これまで述べてまいりましたことは、あくまでも私の個人的な考えでありますので、私は「色々な考え方もあるのだ」ということを皆様にご理解いただければ十分であります。
そうです。人間は個人個人がそれぞれ自分の信念とか目的とか全員が違った人生観で生活をしております。ですから、私の信条とか考え方とかを他の人に理解して頂く必要は全くないのであります。「なにも敢えて外国に支援する必要など考えられない」とか「自分の国の方が大切だ」とか「他人に奉仕するなんてとんでもない。自分のことで精いっぱいだ」とか様々な考えが有って当然なのであります。
私はロータリーと言う組織で様々な活動をしているうちに、たまたまフィリッピンに対する飲料用浄水器支援活動に遭遇し、はまり込んでしまいました。そして幸か不幸か身分不相応の考えを持つようになってしまいました。先にも述べましたが、私は本当に「見栄っ張りそのもの」であることがこの文章を認めながら心底そう思うようになりました。お金もないのに他の国の子供たちに何故支援活動をしなくてはならないのか。「馬鹿じゃない?」とお感じの方が殆どでしょうね。そんなお金があったら「老後の資金に使ったら?」と仰りたい方も大勢おられることでしょう。「何も見栄を張らないでもいいんじゃあない?」というのが99%のご意見でしょう。私の家内も異口同音です。
いま、私が認めているこの文章をお読みになって、お一人でもお二人でも「世界にはそうした現実が有るのだ」とか、「瀧田の考え方がわかるような気がする」とお感じになられた方がおられればこの上ない幸せであります。そして、「私もこのプロジェクトに参加してみたい」との気持ちを持って頂ければ世界がもっともっと輝いてくることでしょう。正直申し上げてこのプロジェクトは一つの設備が約20万円かかります。これを相手国のRCと私どもの支援金で毎年1校づつ頑張って行く予定であります。関心がございましたら一度皆さんと一緒に比国に行って自分の目で確かめられることをお勧めします。
「Seeing is believing」
私ども一人ひとりが出来ることは限られています。でも、大勢で力を合わせて行動すれば、少しづつでも世界は良くなって行くのだと思います。やらねばならぬことには際限が有りません。然し、自分で出来ることには限りがあります。
私は、この春凧の巻頭で「今を幸せと思って生きよう」とお伝えさせていただきました。そして残された本当に僅かな数年間を少しでも「世のため・人のため」に出来ることが無いかを模索しながら前向きに歩んで行ければと思っております。一老人の駄弁。
岩槻校第2期からホームページに、次の案内が届きました。
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メッセージ: この欄をお借りします。
2期テニス(硬式)クラブでは他の期の方々も一緒にテニスを楽しんでいます。興味のある方の参加をお待ちしています。
期 日:毎週木曜日午後1時~3時
場 所:城址公園コート
連 絡:小林 泰幸
ヤフーメール ffshb866@yahoo.co.jp
Windows10を無償アップデートしました。Windows8より快適そうです。
なお、インターネットを表示するブラウザ(アプリ)がMicrosoft Edgeに変わりましたので、お気に入りなどの操作方法が全くまわりました。
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