雪の小田代原散策
春日部駅6時45分に全部員(男性2名・女性2名)が集合し、同駅6時53分発の快速東武日光行きに乗る。乗車中は快適な青空であった。バスで龍頭の滝へ向かう。東照宮あたりは名残の紅葉も見られたが、明智平あたりでは風花が舞う。さすがに山はもうほとんど落葉して冬の季節。滝からは歩きとなり、前夜か今朝に降ったらしき雪があたりのクマザサや道に薄っすらと積もっている。時々雪も降りまた日も差す天気の中を歩く。車道(短い区間であるが)など特に滑らないように足元に気を付け、予定の倍近くの時間をかけて最初の目的地である小田代原着く。小休止後、右手に草紅葉も終わった原を見ながら木道を歩き、12.時ごろに泉門池に着く。ベンチもあったので昼食とする。食べ始めると同時に雪が本降りとなり寒さをも感じ、本来なら楽しいはずの食事も30分ほどで切り上げ先を急ぐ。天候が相変わらずの中を湯川に沿って歩き、湯滝(落差60メートル)に達し、豪快な滝を眺め、少々急な階段を上り、上の湯ノ湖に到着。さらに、湖に沿う遊歩道を始発となる停留所の湯元に向かう。到着とほぼ同時に昼食時と同じように雪の降りが強くなり、良い時に着いたとホットする。
今回ののハイキングは確かに場所的には紅葉には遅いと思っていたが、思わぬ雪に会い、冬到来の奥日光の景色を眺められて、これはこれで楽しい思い出となった。 松井部長
奥多摩 鳩ノ巣渓谷散策
残暑いまだ厳しき8月27日、奥多摩の自然に触れる旅を実施。3名の参加となったがもう少し大勢の参加者があれば尚楽しい旅になったここと思う。今回も全面的に松井さんの企画で大宮駅8:53発のむさしの号に乗車。立川経由奥多摩線古里(こり)で下車。寸庭橋から急こう配の登山となる。40分の大汗をかきながら松の木尾根展望所で一休み。雲仙橋から水神、鳩ノ巣小橋を過ぎた河原で待望の昼食で持参のおにぎりを堪能。白丸ダムの急な階段を上り数馬峡橋を過ぎ奥多摩駅まで全行程約3時間30分の散策(山登り)であった。立秋が過ぎたとはいえ気温30度の行程は高齢者にはハードな一日であった。
帰りは奥多摩駅を15:08分の列車で武蔵野線経由岩槻に18時ごろの帰宅となった。時間的に全行程座ることが出来大変助かったのが有り難かった。次回はもっと参加者を募り、11月ごろ奥武蔵方面を企画中である。足を鍛えて次回も楽しみたい。皆様も是非参加してください。 松井部長
部員(男性2名・女性3名・男性1名不参加)の歩調合わせを兼ねて鎌倉めぐりを行った。梅雨の合間の天気に恵まれ、むしろ夏日の暑い中でのハイキングとなった。
朝9時に大宮駅に集合し、湘南新宿ラインで北鎌倉駅を目指した。大崎駅までに全員が坐れてホッとする。車中では鎌倉に関するパンフレットなどを眺め予備知識を吸収しながら行く。北鎌倉駅で下車するとほとんどの人が降り、列をなしてホームを歩く、さすがに紫陽花のシーズンであり大勢の人であった。
まず「東慶寺」に行く。あじさいを始めイワタバコ・ハナショウブ等を鑑賞する。周りの木々や足元の苔の青さに心癒やされた。次に、特にあじさいで有名な「明月院」を目指す。線路端より行列で境内へと入って行く。両脇のいろいろな色合いのあじさいを愛で境内をひと廻りする。「建長寺」に寄り、総門・三門・仏殿などこれぞ禅宗のお寺と云った荘厳な建物を眺めて一休みする。小学生の遠足と思しき小さな子らも来ていた。鎌倉と云えばと「鶴岡八幡宮」にも参拝する。昼食時間でもあり、八幡宮前の食事処に入り、各自好みの物を注文して頂く。お腹がふくれたところで、最後の「成就院」を目指して若宮大路を下り、時間的にも暑い最中ではあったが、途中から脇道に入り、六地蔵や長谷観音前を通り目的地に向かう。「成就寺」の長い階段もあじさいを眺めながら登り、登り切って後ろを振り返ると遠く由比ヶ浜の海岸が眺められた。ここも大勢の人であった。お参りを済ませ極楽寺駅まで下り江ノ電を待つ。間もなく電車が来て、鎌倉駅に戻る。ここでもそれほどの時間待ちもなく湘南新宿ラインの小金井行きが来た。待ち場所が悪く直ちには座れなかったが、大船駅で全員が一緒に座ることが出来て、その後、女性陣はずっと話の花が咲いていた。
17時10分に大宮駅に無事に着き、お茶を飲みながら「反省会」を行う。次回(2ヶ月後)はもう少し上り下りのあるコースなどを検討しようとなって、散会した。梅雨の合間の暑い中での鎌倉めぐりではあったが、汗をかきながら水分の補給も忘れずに全員が無事歩き通せたし、お互いが身近に感じられた事は大変良かったと思う。(松井 記)